ショートコード APIを利用すると、記事投稿に用いるマクロコードの作成が出来ます。PHP等のソースを弄らなくても複雑な表示をする事が出来ます。
試用バージョン：Wordpress 4.0
独自のショートコードを指定する
add_shortcode の指定
WordPressの関数 add shortcode を使って、ショートコードタグへのフックを追加します。
例えば、［dog］というショートコードを作成する場合、
add_shortcode('dog', 'dog_func');
| dog | ショートコードタグ |
|---|---|
| dog_func | ショートコードが見つかったときに実行されるフック |
実行される処理
return を echo にすると、投稿本文で指定した表示位置では無い所（the_content() の上）にショートコードが表示されます。
function dog_func() { return "犬が好き"; }
まとめて書くとこんな感じ
記入場所は、functions.phpです。
function dog_func() {
return "犬が好き";
}
add_shortcode('dog', 'dog_func');
ショートコードと表示結果
ショートコード：[dog] 表示結果：犬が好き
独自のショートコードで引数を渡せるようにする
functions.phpに下記を記入
function animal_func($atts) {
extract(shortcode_atts(array(
'type' => '',
), $atts));
$type = esc_html($type);
return "好きな動物は、".$type."です。";
}
add_shortcode('animal', 'animal_func');
ショートコードと表示結果
ショートコード：[animal] ／ 表示結果：好きな動物は、です。 ショートコード：[animal type="犬"] ／ 表示結果：好きな動物は、犬です。
独自のショートコードで複数の引数を渡せるようにする
functions.phpに下記を記入
function animal_func($atts) {
extract(shortcode_atts(array(
'type1' => '',
'type2' => '',
'type3' => '',
), $atts));
$type1 = esc_html($type1);
$type2 = esc_html($type2);
$type3 = esc_html($type3);
return "好きな動物は、".$type1."と".$type2."と".$type3."です。";
}
add_shortcode('animal', 'animal_func');
ショートコードと表示結果
ショートコード：[animal type1="猫" type2="犬" type3="鳥"] 表示結果： 好きな動物は、猫と犬と鳥です。
テーマ内でショートコードを記述する
<?php echo do_shortcode('[animal]'); ?>